パッキン、テフロン、Oリング、フッ素樹脂、オイルシール、ゴムのパッキンランド

Oリングの寸法、Oリングのサイズ

 Oリングは断面が丸いドーナツ形状のシールで、専用のOリング溝に装着した状態でOリングが押しつぶされてその反発力でシール面に圧縮応力を発生させ流体を密封するスクィーズタイプのパッキン、そして密封流体の圧力によって密封を行うセルフシールです。
 第二次大戦直前にアメリカの軍用航空機の油圧系統用シールとして合成ゴムOリングが標準化され、合成ゴムの発達とともに、航空機用だけでなく様々な分野で普及してきました。
 その単純な形状から最も使用されているシールとなっており、世界中で様々な規格、寸法があります。国内でもアメリカのMIL規格を参考にしたインチサイズ規格JIS W 1516とJIS W 1517(現在廃止)から始まり、現在、国内で最もよく使用されているミリサイズJIS B 2401がその後制定されました。
 Oリングは回転や往復運動などのような運動部分の密封に用いられるパッキン(Packing、運動用シール)だけでなく配管用フランジなどのように、静止部分の密封に用いられるガスケット(Gasket、固定用シール)としても使用されます。 最近は製品の小型化とともに部品も小型化が求められ、Oリングも小型化、細いタイプが求められますが、一般に運動用Oリングは固定用Oリングに比べて例えばJIS規格のPシリーズとGシリーズのように線径(太さ)が太く規定されています。 これは太い方が圧縮永久歪が小さく、また運動によってねじれが発生しにくくなるためです。

Oリング寸法表(サイズ表)

国内に流通しているOリングの寸法・サイズ表です。極細から太いタイプのOリング、内径の小さいものから大きいものまで豊富な寸法・サイズがあります。寸法公差は一般的なニトリルゴム(NBR)のもので、フッ素ゴム(FKM)やシリコーンゴム(VMQ)等は材質の特性上、一般にこちらの公差より大きくなります。
材質、規格はこちらを参照してください。
Oリングの種類、規格
Oリングの材質、材料

ミリサイズ - 規格Oリング

インチサイズ - 規格Oリング



Oリング内径寸法順リスト

各種シリーズのOリングを内径寸法順に小さいものから並べています。ゴムは特性上、他の材質、金属や樹脂に比べて寸法公差は大きくとられています。



Oリング線径(太さ)寸法順リスト

各種シリーズのOリングを線径(太さ)寸法順に小さいものから並べています。ゴムは特性上、他の材質、金属や樹脂に比べて寸法公差は大きくとられています。



送り焼きOリング、大口径Oリング - 寸法・サイズ

規格に無い大口径のOリングは必要数が少量のことが多く、その都度、専用の金型を製造するにはコストに問題があるため、通常のOリングの金型成形ではなく送り焼きという製造方法でよく製造されます。目的の太さ(線径)の送り焼き専用型があれば大体内径が300mm〜500mm以上で目的の大口径のOリングが少数であっても金型費用もかからず製造できます。
送り焼きOリングについての詳細はこちら。

送り焼きOリング用金型寸法表 線径(太さ)×内径300〜500mm以上
3.00mm±0.20 3.10mm±0.20 3.50mm±0.20 3.53mm±0.20
4.00mm±0.20 5.33mm±0.20 5.70mm±0.20 6.00mm±0.25
6.40mm±0.25 6.98mm±0.25 7.00mm±0.25 8.00mm±0.25
8.40mm±0.30 9.00mm±0.30 9.50mm±0.30 10.00mm±0.30
11.00mm±0.50 12.00mm±0.50 12.70mm±0.50 13.00mm±0.50
14.00mm±0.50 15.00mm±0.50 16.00mm±0.50 18.00mm±0.50
20.00mm±0.80 22.00mm±0.80 25.00mm±1.00 30.00mm±1.00