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カルレッツ の放出ガス特性

カルレッツ®は高温シール部に多く使われています。シール材の熱安定性を見る方法として、TGA法、TEA法がありますが、TGA法によるとカルレッツの熱分解ピーク最大点は、490℃±15℃であり、400℃での分解、ガス化量は1.5%以下となっています。 また、TEA法によれば熱分解が始まるのは、315℃以上の高温であると判断できます。このようにカルレッツ®は、他のいかなるエラストマーよりも熱に対して安定しています。そのため、ガス発生量も他のエラストマーと比較すると少なくなっています。

カルレッツと他材、放出ガスの比較

下図は、カルレッツのガス発生率を、フッ素ゴム、ステンレス(ブランク)と比較したものです。各サンプルは、テスト前に4時間のベーキング処理を行っています。このテストによると、カルレッツは、ふっ素ゴムと比べて非常に低いガス発生率となっています。 また、30℃以下では、ステンレスとかなり近い値となっていることがわかります。

カルレッツ8475、FFKM他の総ガス放出量 無充填カルレッツ 8002、ガス放出 他社無充填フッ素ゴム、ガス放出
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