パッキン、テフロン、Oリング、フッ素樹脂、オイルシール、ゴムのパッキンランド

Oリングの製造方法(金型成形)

金型を使用するゴムOリングの製造方法。

Oリングの製造方法 金型にて成形する方法

もっとも一般的なOリングの成形方法です。上型と下型に分割された金型を使用し、熱加硫圧縮成形することで一体物のOリングを製造する方法です。

金型成形(圧縮加硫成形、圧縮架橋成形)

ゴムOリングの圧縮成形(プレス成形)は、200℃前後に(原料ゴム、配合剤によって違います。)加熱した上下の熱板の間に金型を挟み、油圧(油圧プレス)や真空(真空プレス)で加圧して成形するため、加硫(架橋)も同時に行われます。金型から取り出した加硫成形品からバリを取り除けば最終製品になります。
また、金型から取り出した製品が、まだ完全加硫していないものは、2次加硫工程に進みます。

Oリング金型成形(1ヶ取りの場合)

Oリング金型成形

プレス成形(圧縮成形)と射出成形(インジェクション成形)

Oリングの金型成形には、プレス成形と射出成形があります。
プレス成形は、通常の上の図のように圧縮金型成形が最も一般的です。金型の取り数(1面あたりのキャビティーの数)によって、ある程度のコストと生産量を調整することが可能です。金型が単純なため、比較的金型費も安価になり、多品種少量ロット生産品にも適用できます。
射出成形は、自動化などにより生産効率が高く、多量生産品には適しています。今後、増えていく可能性のある成形方法のひとつです。ただし金型費用が高いため、小ロット生産には不向きです。

Oリングと金型の縮み代

Oリングに限らずゴム製品は、加硫したとき、加硫反応、揮発性添加剤の揮散、冷却などによって収縮します。
ゴムの熱膨張が金属に比較して 大きいため、 ゴム製品を金型で成形する場合、金型の縮み代を考慮して製造する必要があります。金型に形付けられた(彫られた)Oリングの形状寸法(キャビティ寸法)より、成形された(加硫された)ゴムOリングの寸法が小さくなるため、金型のキャビティ寸法を目的の仕上がり製品ゴムOリング寸法より大きくします。
縮み代を収縮率といい、収縮率は、元の長さ、面積あるいは体積に対して変化した比となります。一般に1.2〜3.5%の収縮率を見込んで金型が作成されます。
縮み代、収縮率は、原料ゴム、配合剤などによって違い、また加硫温度が高いほど大きくなり、ゴム分が少ないと小さくなります。Oリング以外のゴム製品では、布などの補強剤を入れて成形する場合などは、小さくなります。

ゴムの金型を設計するときは、このような成形時の収縮だけではなく、使用時の熱膨張や収縮まで考慮に入れて検討されます。


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