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テフロン熱収縮チューブ(PTFE/PFA/FEP)

テフロン熱収縮チューブ(フッ素樹脂熱収縮チューブ:PTFE・PFA・FEP)は、加熱により収縮・密着させることで 耐熱性・耐薬品性・非粘着性・電気絶縁性といったテフロン(フッ素樹脂)特有の特性を被覆対象に付与できる製品です。 ロールカバー用途(製紙・印刷・フィルム・繊維・染色など)から、配線・コネクタの保護や絶縁、研究・分析装置の保全まで幅広く採用されています。 一般のテフロンチューブ(常温使用の通常チューブ)とは施工や用途が異なり、熱収縮チューブは用途に応じて素材(PTFE/PFA/FEP)やサイズ、収縮条件を適切に選ぶことが重要です。

テフロン熱収縮チューブ、フッ素樹脂熱収縮チューブ

テフロン熱収縮チューブの特長・用途例

テフロン(フッ素樹脂)の代表特性である非粘着性・耐薬品性・耐寒耐熱性・優れた電気的特性により、 粘着物の堆積低減、洗浄時間の短縮、電気絶縁・保護の確保に寄与します。軟鋼・アルミ・硬質ゴム・樹脂・木など幅広いロール材質に対応でき、 ロール寿命の延伸や保全性の向上にも効果が見込めます。

主な特長(技術的ポイント)

用途例(分野別)

代表的な適用分野は下記の通りです。いずれも非粘着・耐薬品・絶縁の付与や、洗浄時間の短縮・工程安定化を目的に採用されています。

種類別の選定と取り付け方法(収縮条件)

PFA・FEPは比較的低温域で熱風により収縮させやすく、小口径は配線保護等にも好適です。透明性を活かした目視性の高さも利点です。 PTFEは高温域の耐久に優れますが、収縮は均一加熱(電気炉など)が前提となります。ロール被覆では、ロール径に近い「収縮前内径」を選び、 面長より両端100mm程度長めにカット長を確保するのが基本です(端部処理を確実に行うため)。

PFA・FEP熱収縮チューブの取り付け方

工業用ヒートガンを用い、等速回転させたロールに対して進行方向と逆向きに熱風を当て、片側から順に収縮させます。 目安は表面温度150~200℃。エア噛みを避け、耳部(両端)を整えるとシワ・ズレを抑制できます。

収縮チューブの取り付け1 収縮チューブの取り付け2
1.ロールを等速で回転させる  2.熱風ガンの向きは進行方向と逆向き
収縮チューブの取り付け3 収縮チューブの取り付け4
3.ロールを回転させながら必ず片側より収縮させる  4.両端部の耳をそろえて完了

収縮温度の目安

PFA,FEPの収縮温度の目安

PTFE熱収縮チューブの収縮(加工条件)

PTFEタイプは熱風ガンでは収縮しにくく、電気炉等での均一加熱(340~360℃)が必要です。過熱・不均一加熱は亀裂の原因となるため、 温度管理と処理時間の基準化を推奨します。径方向の収縮率は最大40~50%(完全収縮時)、長手方向は逆に伸びが生じます。 被覆サイズにもよりますが、目安として350℃で約10分前後の加熱で被覆し、冷却時に水冷すると透明度が増します。 高温加工時は十分な換気と保護具を用い、分解ガスの吸引を避けてください。

テフロンPTFE熱収縮温度と時間

PTFE/PFA/FEP熱収縮チューブの寸法・サイズ表

用途・対象寸法に合わせて、収縮前内径・最終収縮径・厚さ・最大カット長を確認してください。ロールカバーでは収縮前内径をロール径に近づけ、 端部処理用に長さの余裕を確保するのが基本です。タイプ別の特性(透明性・施工性・耐熱性)も併せて検討します。

PFA熱収縮チューブ寸法表・サイズ表

小口径の配線保護から大径のロールカバーまで、幅広い領域をカバー。透明性と施工性のバランスが良好です。

製品番号 収縮前内径mm 最終収縮径mm 収縮後厚mm 標準長さm
PKF-200-1.5 1.8 1.4 0.2 1.0
PKF-200-2 2.2 1.8 0.2 1.0
PKF-200-2.5 3.0 2.4 0.2 1.0
PKF-200-3 3.5 3.0 0.2 1.0
PKF-200-4 4.0 3.5 0.2 1.0
PKF-200-5 5.2 4.2 0.2 1.0
PKF-200-6 6.0 5.4 0.2 1.0
PKF-200-7 7.1 6.3 0.2 1.0
PKF-200-9 9.5 7.5 0.3 1.0
PKF-200-10 11.0 9.2 0.3 1.0
PKF-200-12 12.9 10.7 0.3 1.0
PKF-200-15 16.0 13.0 0.4 1.0
製品番号 収縮前内径mm 最終収縮径mm 厚さmm 最大カット長m
PKF-200-17 19 16.5 0.5 1.2
PKF-200-20 21 18.5 0.5 1.2
PKF-200-22 24 19.5 0.5 1.2
PKF-200-25 26 21.5 0.5 1.2
PKF-200-27 30 24 0.5 1.2
PKF-200-30 33 27 0.5 1.2
PKF-200-35 36 28.5 0.5 1.2
PKF-200-40 43 35 0.5 1.2
PKF-200-50 51 40 0.5 1.2/1.8
PKF-200-55 57 49 0.5 1.2
PKF-200-60 63 50 0.5 1.2/1.8
PKF-200-65 67 54 0.5 1.8
PKF-200-70 71 61 0.5 1.8
PKF-200-75 75 61 0.5 1.8
PKF-200-80 81 64 0.5 1.8
PKF-200-85 91 74 0.5 1.8
PKF-200-95 98 82 0.5 1.8
PKF-200-100 106 85 0.5 1.8/3.6
PKF-200-105 109 86 0.5 1.8
PKF-200-115 117 96 0.5 1.8
PKF-200-125 127 106 0.5 1.8/3.6
PKF-200-130 136 107 0.5 1.8/3.6
PKF-200-140 144 125 0.5 1.8
PKF-200-150 154 125 0.5 1.8/3.6

FEP熱収縮チューブ寸法表・サイズ表

透明性が高く、配線やクリア視認が求められる工程に好適。収縮条件はPFAに近く、取り扱いしやすいのが特長です。

製品番号 収縮前内径mm 最終収縮径mm 収縮後厚mm 標準長さm
PKF-300-1.5 1.9 1.3 0.2 1.0
PKF-300-2 2.5 1.8 0.2 1.0
PKF-300-2.5 3.2 2.3 0.2 1.0
PKF-300-3 3.8 2.7 0.2 1.0
PKF-300-4 4.5 3.3 0.2 1.0
PKF-300-5 5.5 4.3 0.2 1.0
PKF-300-6 7.0 5.1 0.2 1.0
PKF-300-7 7.9 6.0 0.2 1.0
PKF-300-9 10.6 7.4 0.3 1.0
PKF-300-10 12.5 8.8 0.3 1.0
PKF-300-12 14.5 10.7 0.3 1.0
PKF-300-15 17.3 12.8 0.4 1.0
製品番号 適用ロール径mm 収縮前内径mm 最終収縮径mm 厚さmm 標準長さm
PKF-300-160 156~160 163 131 0.5 3.6
PKF-300-170 161~171 174 133 0.5 3.6
PKF-300-180 172~187 190 163 0.5 4.0
PKF-300-200 188~203 206 164 0.5 4.0
PKF-300-215 204~217 220 166 0.5 4.0
PKF-300-230 218~232 235 185 0.5 4.0
PKF-300-240 233~246 249 187 0.5 4.0
PKF-300-250 247~256 259 206 0.5 4.0
PKF-300-265 257~274 278 245 0.5 4.0
PKF-300-280 275~294 298 246 0.5 4.0
PKF-300-300 295~310 316 247 0.5 4.0

PTFE熱収縮チューブ寸法表・サイズ表

高温域の耐久に優れ、過酷条件下でのロール被覆などに適します。収縮は均一加熱(電気炉など)で行ってください。

製品番号 収縮前内径mm 最終収縮径mm 収縮後厚mm 標準長さm
PKF-100-2 2.0 1.2 0.5 1.0
PKF-100-4 4.0 2.2 0.5 1.0
PKF-100-6 6.0 3.2 0.5 1.0
PKF-100-8 8.0 4.2 0.5 1.0
PKF-100-10 10.0 5.2 0.5 1.0
PKF-100-12 12.0 6.2 0.5 1.0
PKF-100-14 14.0 7.2 0.5 1.0
PKF-100-16 16.0 8.2 0.5 1.0
PKF-100-18 18.0 9.2 0.5 1.0
PKF-100-20 20.0 10.3 0.5 1.0
PKF-100-22 22.0 11.3 0.5 1.0
PKF-100-24 24.0 12.3 0.5 1.0
PKF-100-25 25.0 13.3 0.5 1.0
PKF-100-26 26.0 13.3 0.5 1.0
PKF-100-28 28.0 14.3 0.5 1.0
PKF-100-30 30.0 15.4 0.5 1.0

導電性PFA(静電防止タイプ)寸法表・サイズ表

帯電・粉立ち・付着対策が必要な工程向けに、静電防止特性を付与した導電性PFA(黒色)をラインアップしています。

製品番号 収縮前内径mm 収縮後内径mm 厚さmm 最大カット長m
PKF-200-30B 32 29 0.5 1.2
PKF-200-35B 36 33 0.5 1.2
PKF-200-40B 41 37 0.5 1.2
PKF-200-45B 51 43 0.5 1.2
PKF-200-50B 53 47 0.5 1.2/1.8
PKF-200-55B 59 51 0.5 1.2
PKF-200-60B 65 56 0.5 1.2/1.8
PKF-200-70B 74 62 0.5 1.8
PKF-200-75B 79 70 0.5 1.8
PKF-200-80B 84 75 0.5 1.8
PKF-200-85B 89 76 0.5 1.8
PKF-200-90B 94 83 0.5 1.8
PKF-200-100B 103 92 0.5 1.8
PKF-200-100AB 106 93 0.5 3.6
PKF-200-105B 108 94 0.5 1.8
PKF-200-110B 113 100 0.5 1.8
PKF-200-120B 122 107 0.5 1.8
PKF-200-123B 127 115 0.5 3.6
PKF-200-125B 132 117 0.5 1.8/3.6
PKF-200-135B 141 125 0.5 1.8
PKF-200-145B 150 129 0.5 1.8
PKF-200-150B 156 138 0.5 1.8/3.6

よくある質問(FAQ)

テフロン熱収縮チューブとは?
PTFE・PFA・FEPなどのフッ素樹脂製チューブを加熱で収縮させ、ロールや配線を被覆・保護する用途に用います。 耐熱・耐薬品・非粘着・電気絶縁に優れ、製紙・印刷・フィルム・繊維・電気等の分野で使用されています。
PFA・FEP・PTFEの選び方は?
透明性や施工のしやすさを重視する場合はPFA、コストバランスならFEP、高温域の耐久性を重視する場合はPTFEが目安です。 用途やロール径、収縮前内径との適合もあわせてご検討ください。
PTFE熱収縮の加熱条件は?
均一加熱(電気炉など)で340~360℃が目安です。過熱・不均一加熱は亀裂の原因となるため、 温度管理と処理時間の基準化、十分な換気と保護具の使用を推奨します。

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