パッキン、テフロン、Oリング、フッ素樹脂、オイルシール、ゴムのパッキンランド

Oリング溝の材料と粗さ

Oリングと接触する溝部の面は、Oリングを固定用に使用する場合は、Oリング材料の物理的強度、使用条件に適合していれば、それほど考慮することはありませんが、特に運動用として使用する場合は、摺動面の材質、表面仕上げによってOリングの寿命と密接に関係してきます。特に摩擦磨耗性に大きく影響します。一般に摺動面が硬いほどOリングの寿命も長くなるとされています。摺動面に最善の仕上げは、ホーニング仕上げによって生じるクロスハッチ模様の仕上げが良いとされています。この仕上げによってできる谷の部分に潤滑剤などが残るため潤滑性が良く、潤滑材が急に枯れることが少なくなります。また、バニッシング仕上げ、硬質ニッケルめっき後のポリッシュも良いとされています。ただし、鏡面仕上げになると逆効果になります。


溝部金属材料との適合表

ゴムOリングとOリングの溝部に使用される金属材料の適合表

金属 特性 Oリング
耐腐食性 耐磨耗性 耐汚染性 金属の保護性 固定用 運動用
カドミウム × × × ○※
クロム × ○※
× × ×
×
× ×
× × ×
ニッケル ○※
ロジューム ○※
×
× ×
亜鉛 × × × ×
備考 ◎:優 ○:良 △:可 ×:不可 ○:適 ×:不適
※この欄で他のものより好ましいもの

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運動用Oリング、固定用Oリングの溝部表面粗さ(JIS B 2406)

運動用および固定用(円筒面)と固定用(平面)(JIS B 2406)溝部の表面粗さ

機器の部分 用途 圧力のかかり方 表面粗さ
Ra (参考)Rmax
溝の断面及び底面 固定用 脈動なし 平面 3.2 12.5
円筒面 1.6 6.3
脈動あり 1.6 6.3
運動用 バックアップリングを使用する場合 1.6 6.3
バックアップリングを使用しない場合 0.8 3.2
Oリングのシール部接触面 固定用 脈動なし 1.6 6.3
脈動あり 0.8 3.2
運動用 0.4 1.6
Oリングの装着用面とり部 3.2 12.5

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表面粗さ

Oリング溝部の表面粗さ

機器の部分 表面粗さ(中心線平均粗さ)
μm(μin)
シリンダ内径またはピストンロッド(パッキンが摺動する面) 最大0.4a(16)
Oリング溝の径
運動用シール 最大0.8a(32)
固定用シール 最大1.6a(63)
バックアップリングを使用しない場合のOリング溝側面
運動用シール 最大0.8a(32)
固定用シール 最大1.6a(63)
バックアップリングを使用する場合のOリング溝側面 最大1.6a(63)

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