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耐溶剤性、耐薬品性オイルシール - FFKM

パーフロロエラストマー(FFKM)オイルシールは非常に過酷な条件に耐えることができます。 オイルシールに使用されるパーフロロエラストマー(FFKM)は優れた耐溶剤性、耐薬品性が求められる過酷な環境下でのシール用途に開発されました。

FFKM(パーフロロエラストマー)オイルシール

●アグレッシブな化学薬品に対する並外れた耐性を示します。
 高温の有機酸及び無機酸、アルカリ、ケトン、エステル、アルコール、各種燃料など、ほぼ全ての溶剤、薬品種。
●超高温条件下における優れた圧縮永久歪み。
●スチーム(蒸気)に対する優れた耐性を示します。

メーカー:武蔵オイルシール工業、他

FFKMオイルシール、パーフロロエラストマーオイルシール

フッ素ゴムを初め他のゴム、エラストマー製オイルシールでは使用できない過酷な環境下で性能を発揮する優れた材料を使用しています。


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パーフロロエラストマー(FFKM)オイルシールを構成する材料

シール体(リップ部)、金属環、ばねの材料

シール体(リップ部)に使用される材料

種類 特性及び用途
パーフロロエラストマー
(FFKM)
優れた耐酸性、耐溶剤性、耐熱性を持っており、広い使用範囲を持っております。
適用温度 -10~+200℃ *300℃耐熱特殊配合あり。

金属環に使用される材料

材料種類 規格 用途
ステンレス鋼 JIS G 4305 耐腐蝕性・耐溶剤性・耐薬品性を要求される場合に使用されます。

ばねに使用される材料

材料種類 規格 用途
ステンレス鋼線 JIS G 4309
(SUS 304)
潤滑油・グリースを始め、耐腐蝕性・耐溶剤性・耐薬品性にも優れております。

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パーフロロエラストマー(FFKM)の特性

FFKM=パーフロロエラストマー | FKM=フッ素ゴム | HNBR=水素化ニトリルゴム
NBR=ニトリルゴム | ACM=アクリルゴム | VMQ=シリコーンゴム

  耐オゾン 耐熱 耐寒 耐酸
(硫酸)
耐アルカリ
(水酸化ナトリウム)
耐溶剤
(メチルエチルケトン)
試験条件 500pphm
40℃
- - 濃度98%
70℃×336Hr
濃度50%
100℃×72Hr
100℃×720Hr
FFKM   220℃ × -10℃ +0.1% -1% +3.3%
FKM 1000Hr 220℃ × -15℃ +12.0% × +100% × +100%以上
HNBR 1000Hr 170℃ -40℃ +15.0% +5% × +100%以上
NBR × 20Hr 120℃ -25℃ × +100% × +100% × +100%以上
ACM 1000Hr 160℃ × -10℃ × +100% × +100% × +100%以上
VMQ 1000Hr 220℃ -45℃ × +100% × +100% × +100%以上

*耐酸・耐アルカリ・耐溶剤の体積変化率は±5%未満は使用可能。±20%以内は影響はあるが条件により使用可能。それ以上は使用できない。
*耐酸性・耐アルカリ性・耐溶剤性については各種あるので、上記の表は全てを表しておりません。


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